夏場にZoomをしていて、画面共有しても相手に映らない、反応が遅いなど何か調子がおかしいと思ったことありませんか?
インターネット回線の不具合・アップデートできていないなどの基本的な問題もあります。
特に夏場は熱がこもってパソコンの機能が落ちてしまいます。
それについてお話ししますね。
昔のパソコンはうるさかった?
少し前までのノートパソコンは今より少し分厚くて、うるさくなかったですか?
データを読み書きするための記憶装置(ストレージ)がHDDからSSDに変ったことがあります。
なぜかというとHDD(ハードディスクドライブ)には大きな冷却ファンがパソコンの中にあり音を出していました。
現在はSSD(ソリッドステートドライブ)という記憶装置が使われています。
SSDは一般的に発熱しづらいので、ファンレスで動作することができると言われています。
そのためファンが小さくてよくなったので、静かになっています。
パソコンにとっては20℃前後が快適な温度なので、夏場の熱は大敵になっています。
長時間電源コードをつないでおくのも良くないですね。
そのためこのようなパソコンスタンドを使うのもいいでしょう。
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100円ショップでも対応できますよ。
パソコンの下に空間を作る台や小さな扇風機があります。
それらを購入して熱がこもらないようにDIYしましょう。
間違ってもアイスノンや保冷剤で冷やしたりしないようにしましょう
温度差でパソコンの中に結露できてしまいますよ
パソコンに熱がこもるとZoomはどうなる?
パソコンに熱がこもると次のような症状が起こります
- 急に電源が落ちる
- 画面が固まる
- エラーメッセージが表示される
- マウスが動かなくなる
Zoomに置き換えると
- 急にミーティングから退出になる
- 画面共有しても相手に映らない
- 画面共有しても話とスライドが合わない
- 動画を流すとカクカクする
- カメラがONにならない
とホストをしているときに困ることばかりです。
オンラインでミーティングなので、反応が遅いとコミュニケーションもきちんととれなくなるので、お相手に迷惑をかけてしまいますね。
Zoomの反応が遅いとならないための準備
対策はあります。
マンガで考え事多くなると、頭に火がつくようなシーンありますよね
それと同じで、パソコンに同時にたくさんの仕事与えてしまうと、パソコンが頑張りすぎて熱を持つのです。
反応が遅いと感じたら、できるだけパソコンに負担をかけないようにしていきましょう。
パソコンを再起動させる。
パソコンはデータ書き換えで、裏で一生懸命動いてくれています。
再起動することでリフレッシュしてくれます。
LANケーブルでつなぐ
回りの環境にもよりますが、家族や住んでいるマンションでWi-Fi使う人が増えると混線状態になります。
落ちないようにWi-Fiも一生懸命になるので、LANケーブルで安定した環境を与えてあげましょう。
タブの数は最小限に
タブとはGooglechromeなどで、サイトをたくさん開くと出てくる画面上部にたくさん並ぶものです。
これ一つ一つの処理をしているので、たくさん開くとパソコンに負担がかかります。
必要な資料だけ出す
先ほどお伝えした感じで、Zoomをする前には出来るだけ再起動するようにしましょう。
そうしてパソコンが立ち上がったら、Zoomで使う最小限の資料を出すようにしましょう。
例えばZoomと画面共有するパワーポイントだけとかです。
Zoomしながら、さっきローカルレコーディングした動画を変換しようものならすぐ熱くなりますよ。
動画変換はそれだけパソコンに負担をかけるのです。
バーチャル背景を無くす
バーチャル背景も動画です。
後ろの背景に合わせて、ご自身だけ映すようにパソコンに負担をかけています。
参加者の方が増えれば増えるほど、動画の数も増えます。
いつも2人でZoomをしているけど、今日は5人になるだけでも、パソコンのスペックによっては大きな負担になるかもしれませんよ。
パソコンに負担をかけているかの確認方法
- Zoomアプリを起動
- 歯車マークをクリック
- 統計情報をクリック
4つバーがありますが、特に右下のところに注目してください。
真っ赤になっていますね。
メモリが11.83の内10.29使っていいるので、「高」となっていますね
「中」だとオレンジ。安全な青と3段階で色分けされています。
今の状態を示しているので、画面共有で動画を流せばもっと数字が増えます。
始める時は、青であることをおススメします
まとめ
夏のZoom利用時に、画面共有やカメラの問題が起きることがあります。
これはパソコンの熱が原因です。
昔のノートパソコンは冷却ファンのためにうるさかったですが、現在はSSDが普及し、静かでファンレスです。
しかし、夏場の高温は問題となり、パソコンが急に電源が落ちる、画面が固まる反応が遅くなるなどの症状が出ることがあります。
パソコンの負担を減らすためには、再起動やLANケーブルの使用を考えるべきです。
また、タブの数を最小限にし、バーチャル背景の使用を避けることも重要です。
Zoomアプリの統計情報で負担状況を確認し、適切な対策を取ることをおすすめします。
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